浪花ことばせんべい「はやし製菓本舗」へ行ってきた!
カテゴリー:アベノグルメツアー
2014年7月30日
知る人ぞ知る「浪速ことばせんべい」の【はやし製菓本舗】に行ってきました。
はやし製菓本舗は、創業80年以上、老舗のせんべい屋さんです。
戦後に西区の新町から阿倍野のこの地に移転されたそうです。
大阪弁を刻印したユニークな「ことばせんべい」が有名。
テントさんでお馴染み「いけず〜」もあります。
時折テレビなどでも取り上げられ、遠方からも買いにくるお客さんもいるそうです。(近年、テレビの取材は放送後の問い合わせに対応がたいへんなのでお断りしているとのこと)
包装紙は大阪弁の番付表になっていて横綱は岡八郎でお馴染み「えげつない」です。
封入されているしおりによると、ことばせんべいは郷土史研究家の牧村史陽氏と共に研究を重ねて昭和38年に大阪土産として誕生したそうです。
おじさんに聞くと、他のせんべいと比べて水をほとんど使ってない製造方法で、当時はお正月などに食べられるような特別なお菓子だったとのこと。
ことばせんべいの他にも野球せんべいみたいな可愛らしいのもあります。
暑い中、黙々とせんべいを焼くおじさん。店内の椅子に座らせてもらいゆっくりお話できました。
店内のどこを見ても年季が入っていて飽きることがなく、ご主人の人柄にも引かれました。
このあたりは近くにビリヤード場の「保名倶楽部」があったり、創業100年近いのお茶屋さんもあったりして散策するだけでも楽しいエリアです。
大阪土産には「ことばせんべい」を是非!