阿部野の「井戸」の跡
カテゴリー:阿倍野スポット
2014年11月10日
ハルカスなど開発が進む阿部野ですが、区内を歩いているとふいに歴史を感じることがあります。
例えば、阿倍野区には井戸の跡が今でも存在しているスポットがあります。
まずは、阿倍野区昭和町4丁目、岩崎時計店あたりにある井戸。
鉄製の手押しポンプで組み上げるタイプの井戸の跡があります。
錆びてはいますが鉄製だけあって原型は留めています。
昭和初期ぐらいまでは使われていたんでしょうか。
次に、王子町あたりにある井戸の跡地です。
旗竿地の路地を奥に進んでいくと・・・。
目の前に井戸が出てきます。
こちらの井戸は紐のついた桶を垂らして組み上げるオーソドックスなタイプ。つるべ井戸というんでしょうか。
人が落ちるのを防ぐためか木材と石でがっちり蓋がされています。
ということは、今でも井戸は塞がれておらず深い穴があいているのでしょうか。
お岩さんとかで出てくるタイプの井戸なのでもしかたら江戸時代にできたものかもしれませんね。
ということで、今回は歴史を感じる井戸の跡地スポットを紹介してみました。